2000年代、矢沢あいさんの『NANA』は社会現象と呼ばれるほど本当にすごい人気がありました。
音楽や恋愛、友情をリアルに描いた作品はなかなかないと思いますが、当時の若い女性たちがこぞって夢中になったのも納得できます。
ただ、ご存知の通りNANAの連載は途中でストップしてしまい、現在も未完のまま。「どうしてNANAは完結しない?」「いつになったら続きが読める?」と完結しない理由が気になりますよね。
作者である矢沢あいさんの長期休載には様々な事情があるようですが、その背景や現在の状況について、多くの方が知りたいのではないでしょうか。
NANA完結への可能性も含めて、これまでに公開されている情報や最新のインタビュー内容なども参考にしながら、なぜNANAは未完なのか、その理由について詳しくお話していきたいと思います。
この記事で分かることはこちらの内容です。
- なぜNANAは未完?その理由とは!
- NANA完結の可能性はある!
では、早速チェックしていきましょう。
なぜNANAは未完?その理由とは!
なぜNANAは未完となっているのか、未完のままになっている一番の理由は、
作者である矢沢あいさんの長期療養です。
2009年から体調不良のため休載が続いていて、2025年になった今でも、連載再開の具体的な時期については発表されていないのが現状です。
ただ、NANAの完結には希望が全くないわけではなく、最新のインタビューで矢沢あいさんは、NANAの物語の結末についてはすでに決まっているということを明かしています。
遅いお昼休み。
— ちー📕 (@chee55nezu) August 8, 2025
矢沢あい先生のインタビュー読了📖
NANAは未完じゃなくて連載再開するつもりなんだ!😳✨️✨️
もうこのまま未完になるのかと思っていたよ…嬉しいな😊 pic.twitter.com/grrFjvLir8
矢沢先生NANAの続きを描くつもりはあるみたい
— でいじー🇫🇷 (@daisytotoro) August 26, 2025
これずっと読めちゃう pic.twitter.com/pzB2AhD5UR

これは、完結への道筋がきちんと見えているということですよね!!
矢沢あいさんへの最新インタビュー記事は、2025年8月発売の公式ムック『矢沢あい「NANA」の世界』で読むことができます。


NANAが未完の理由をまとめると、作者である矢沢あいさんの健康上の問題が根本的な原因で、完結に向けた構想はあるものの、再開の時期については未定というのが実際のところです。
休養を発表した当時、具体的な病名は公表されませんでしたが、長期療養が必要であることが伝えられていました。
休載を発表した10ヶ月後には、通院している病院は東京で、女性専門の施設であるということ、治らない病気ではないと医師から言われているということが報じられました。
NANAのような人気作品となると、締切のプレッシャーや読者の期待も相当なものだったと想像できますし、体力的にも精神的にも相当な負担があったのかもしれませんね。
ファンとしては待ち続けるしかない状況ですが、体調を第一に考えながら、いつかNANAの続きを読める日を信じて待っていたいですね。
公式には体調不良が理由ですが、ファンの間では「物語のスケールが大きく構成が難しいのではないか」「時代背景とのギャップが大きくなったのではないか」など、他の要因も推測されているようです。
NANA完結の可能性はある!
先ほどご紹介した、2025年8月に出版されたムック本『矢沢あい「NANA」の世界』では、矢沢あいさんが「物語の結末は決まっている」と語っていましたよね。
これは、NANAや矢沢あいさんのファンにとって大きな希望となっています。
公式にはNANAの再開時期は未定なのですが、既に展開されているストーリーから、ファンの間では「ナナとハチの再会」「レンの死をどう描くか」などさまざまな考察が続いています。
NANAは2009年の休載以降、2025年時点で16年以上新たな連載がありません。この長期に及ぶ休載は、日本の漫画史の中でも稀な事例と言えます。
通常なら長期休載で人気が落ちる作品もありますが、『NANA』は音楽やファッションとの結びつき、キャラクターの人間模様によって今も語り継がれており、定期的に読み返したくなる作品ですね。
NANA読み終わった、、📕😭
— ぽん美🌈キレイでいたいアラフォーWM (@ponmisan_tokyo) January 19, 2025
未完だと読み終わってから知りました😭
けど、、素敵な作品😭
矢沢あいさんの現在は?
NANAの作者である矢沢あいさんの現在について調査してみました。
2025年現在も矢沢氏は療養を続けていますが、最近は展覧会や原画展などに参加し、創作活動を少しずつ再開しています。
体調は徐々に回復しているとされていて、今後の創作再開にも期待されています。
矢沢あいさんは、1967年3月7日生まれですので、2025年9月現在58歳です。連載ペースを維持するには大きな負担が伴うため、無理のない範囲での復帰が現実的ですね。
矢沢あいさんのプロフィールはこちらです。
名前 | 矢沢あい |
ペンネームの由来 | 敬愛する矢沢永吉から、名前は本名の愛から |
出身地 | 兵庫県尼崎市 |
血液型 | B型 |
身長 | 167㎝ |
代表作 | 天使なんかじゃない ご近所物語 NANA パラダイスキス など |
まとめ
NANAが未完の理由をひと言でまとめるなら、作者である矢沢あいさんの長期療養ということになります。
NANAの完結に向けた構想はしっかりとあるようですが、連載再開については現在も未定の状況が続いています。
それでも驚くのは、これだけ長い休載期間があったにも関わらず、『NANA』という作品が持つ影響力の強さです。今でも多くの人に愛され続けており、新しい読者も生まれ続けている。これって本当にすごいことだと思います。
2025年のインタビューで矢沢あいさんが物語の結末について言及されたのは、ファンにとって希望の光ですよね。結末が決まっているということは、いつかはその完結を読める可能性があるということです。
NANAの完結を楽しみにしている皆さんは、矢沢あいさんの体調を一番に考えながら、いつか『NANA』の完結を読める日を信じて待ち続けていきたいですね。